個人的に気になり続けているFAX廃止断念のニュース。
7月7日のニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/723363984320fff62f4697606b320ee2c1c33b3b以降、特段の動きが無かったけど、新たにこんな記事(コラム?)が掲載されていた。
医療・警察関係でFAXがなくならないのには理由がある FAX全廃がもたらすセキュリティ欠陥
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamadatoshihiro/20210709-00247099/
警察や病院の支障事例について言及されている。特に病院の事例は具体的で、記事を読む限りfaxをいきなり廃止っていうのは難しいように感じる。いや、でも国の機関の話で病院の話じゃないし、河野大臣のfax廃止への反論をしたいならそれこそ警察の事情をもっと細かく書かないと反論にならないんじゃないか?
病院がfaxしか使ってないから、関係する業務をしている国機関もfaxが必要って話にならないでしょうよ。病院側からすればいきなり禁止は困るという事情はあるにせよ、faxだけしか外部と連絡できる手段ないなんてことあるのだろうか。
警察の事例でいうと、「警察内部では送受信できるメールシステムがあるが、外部と電子メールを送ったり、受けとったりできない。だからfaxを使っている。」らしい。本当に? 外部にメール送れないのは本当なんだろうな。あと、扱うデータが機密情報だからより安全な手段としてfaxが使われていると書いてあるけど、安全性云々のところは嘘だと思う。
安全に使用できるシステムを導入するよりも従来どおり使っていたfaxの使用を続けるほうが安いというだけ。あと、警察内部の人間が情報を不正に外部に送るリスクをできるだけ低くするためじゃないのか。もし、内部の外に出しちゃいけない情報を出そうと思ったら、メール一本で送るのと印刷してfaxで送るのとでは面倒臭さが段違いだ。悪意を持って情報を持ち出す人間がいることを考えると、便利すぎるメールに置き換えるのも勇気がいる決断かもしれない。