太ったクイーンのラクガキメモ

日記漫画、ラクガキ、雑記を書きます。

『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を再読している。

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を再読している。
村上春樹で唯一読んだ小説だ。悔しいけど、再読しても面白い。
意味あるのかないのかわからないことごちゃごちゃ書いてあるけど読みやすい。「計算士」とか「夢読み」とか名もない作家が書いてたら馬鹿にされそうな意味深な不思議職業もすごくいい。
何十年か前に読んだときも思ったけど、計算士って職業面白そうでいいね。この作品だけで終わらせるには惜しいから、他の作品で登場してくれないかな。

昨日、上巻を読み終えたので下巻を読んでいる。下巻を一気に読むか迷っている。土日の読書を村上春樹に費やすなんて悔しい。積読本いっぱいあるのに、過去に読んだことある本を読むのに時間を費やして、それが村上春樹なんて悔しいじゃないか。

『世界の終わりと〜』は現代パートとどこか不思議な世界の「世界の終わりパート」の2つのパートに分かれている。それが2つ同時に起こっていることだと思ってたけど、レビューを読んだら、時系列的には現代パート後の出来事が世界の終わりにつながるらしい。え? そうなの? そういう話だったのか。本には人それぞれの解釈があるけど、俺は全くそんな解釈してなかったな。