2017年も終わろうとしている。今年読んだ本を振り返ってみたい。2017年始まる頃に、改めて読んでない本を数えてみたら60冊あることがわかり、今年中に積読本をなくすことを目標にしていた。
現時点で読んでない本は5冊にまで減った。今までの自分を考えるとかなり優秀だ。今年はほしいと思った小説があってもよほどのことがない限りは我慢した。半額セールになっていて、ここで買うほうが絶対お得だと思っても手を出さずに我慢した。そんなことを積み重ねたら着実に積読本は減っていった。
今年読んだ小説のベスト3を書きたい。
-----------
『太陽は動かない』吉田修一
スパイ小説。芥川賞作家が書いたとは思えないくらいのエンターテイメント小説でびっくりした。
『オリンピックの身代金』奥田英朗
東京オリンピックが開催される時代を舞台に、爆破事件を起こした東大生を主人公にした物語。奥田英朗の作品は昼夜を忘れるくらい熱中できるので大好きだ。
『評決のとき』ジョン・グリシャム
法廷サスペンス。グリシャムのデビュー作らしい。翻訳モノは日本人作家と比べると読みにくくて、読むスピードが落ちるんだけど、この作者のはすいすい読める。翻訳者の文章力が高いのか、元々の英語の文章が読みやすいのかは定かじゃないけど、話も面白いしリーダビリティも高いので素晴らしい。マシュー・マコノヒー主演で映画化もされているのでTSUTAYAで借りてこようと思ったけど、置いてなかった。
- 作者: ジョングリシャム,John Grisham,白石朗
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1993/07
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
-----------
さて、今年も残り少ないけど、あと一冊くらいは読破して新年を迎えることにしたい。