太ったクイーンのラクガキメモ

日記漫画、ラクガキ、雑記を書きます。

あれ?1年経ってた

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そういえば一年前のこの時期って何してたっけ?

 

と過去の日記を見てみた。

太宰治富嶽百景を漫画にしていた。そういえば、この時期はアクセスを伸ばしたいと考えて、何かこういい方法はないかと模索していた。過去に一番反響あったの何だったっけ?と振り返って梶井基次郎の『檸檬』の漫画化が評判よかったと結論づけて二匹目のドジョウを狙ったんだっけ。アクセスは全く伸びなかったけど、そこそこ頑張って描いた記憶があったので印象に残っている。

 

 

有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 (torch comics)
 
必修すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 (torch comics)
 
定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 (torch comics)

定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 (torch comics)

 

 

ドリヤス工場の『◯◯すぎる文学作品をだいたい10ページくらいで読む』シリーズの三作目に富嶽百景が収録されている。どんな風に漫画化するのかなと思っていたら、俺が注目したポイントとは全然違う箇所を中心に漫画化していて、人によって見る視点が違うんだなと思いつつ、こいつ本当に原作小説読んだのか?と思ってしまった。偉そうにも。にしても、この人のシリーズは1作目が一番面白かった。水木風の画風で文学作品を漫画化するなんてずるいことこの上ないと思ってめちゃくちゃ笑った。

が、3作目なんか文字ばっかりで漫画読んでるんだか文字読んでるんだかわかりゃしない。ストーリーも無理矢理10ページにしてるから薄っぺらいことこの上ない。元々の話が長いものを短くまとめるのは難しいとはわかっていても、あんなナレーションばっかりの意味も通らない話を読むなら原作小説読んだほうがまだましだ。

 

 

先生白書

先生白書

 

 薄いと言えば、味野くにおの『先生白書』を読んだ。冨樫義博の元アシスタントが描いたエッセイ漫画で、冨樫義博の知られざる一面が見れるかもと思ってワクワク読んだら薄っぺらくてびっくりした。アマゾンレビューにも散々描かれてるけど、一コマ一コマが大きくて情報量が全然ないし、幽遊白書のおまけページに書かれていたネタと同じことが書かれていたり、アホかと思った。あとがきに何度もネーム直されたと描いてあったから担当編集者にも責任の一端はありそうだけど、クソ面白くなくてびっくりした。

 

 

その前に読んだ藤子・F・不二雄の元アシスタントだったえびはら武司の『藤子スタジオアシスタント日記』がめちゃくちゃ面白くて期待して読んだのに期待ハズレもいいところ。何が違うのかと思ったけど、なんだかんだ作者自身の顔が全く見えてこないことだろうか。なんで漫画化になりたかったかもわからないし、せっかく冨樫先生にネームみてもらうくだりがあるんだからそのネームがどんな内容だったのかもう少し掘り下げてほしかったな。あと、その当時の仕事のスケジュールがどうだったのかとか、冨樫先生がペン入れをどこまでやってたのかとかもう少し細かいところまで描いてほしかった。藤子・F・不二雄のほうは、かなり細かい部分まで書かれていて本当に面白かった。というか、藤子先生ってキャラの顔しかペン入れしてなかったのね。その漫画読んではじめて知った。あと、週刊誌を買い込んでネタ探ししていたことも。