太ったクイーンのラクガキメモ

日記漫画、ラクガキ、雑記を書きます。

ネクタイ考察2

ネクタイの必要性を考えてみたい。

ネクタイのいいところ

まずはネクタイをしていてよかったこと。……よくわからないけど、ネクタイをしていて良かったと思ったことはない。思ったことはないけど、ネクタイで取引先に会って相手の顰蹙を買ったことないので、誰もが認める違和感のない格好なのだろう。※ただしクールビズを除く。

あとは、恋人がネクタイをくれて、そのネクタイをしめるのが嬉しかったりした経験はある。あるけど、別にそれネクタイじゃなくてもいいよねと言われたらそのとおりだ。

ネクタイの柄?好みのネクタイの柄にテンションがあがったりするのか?俺がディズニー好きでディズニー柄のネクタイをしていたらさぞかしテンション上がるかもしれないが、柄のこだわりはないのでそれもまたどうでもいい。強いて言うなら黒か紺のネクタイが好きだ。赤のネクタイとか恥ずかしいよ、ええ。赤は情熱的に見えるからとかどこかの就活情報誌に書いてあることそのまま言ったりできないよ。情熱的に見えるけど、本人が情熱的じゃなかったら意味ありませんよ。

ネクタイの悪いところ

以前にも書いているけど、ネクタイを締める行為自体がすごく面倒くさい。ネクタイ締めるだけで毎朝5分は無題にしてる。そして、ネクタイの長さがバッチリ決まらないときがあって、イライラする。俺の締め方も下手くそなんだけどね。

ネクタイを締める行為はまだいい、まだ。首周りが苦しいのが嫌だ。締め付けられる感じがして嫌だ。腕時計だってしたくないのになぜネクタイをしなくちゃならないのか。正直、まわりの先輩や上司がネクタイしているから俺もしているに過ぎない。「あいつネクタイしてねえな、だらしねえ」みたいにたかがネクタイひとつでマイナスの印象持たれてしまうのも悔しいし、残念ながら俺の会社はそんな雰囲気だ。それが嫌なら服装自由な業界に転職すればいいのかもしれないが、それができれば苦労しない。

ここまで書いて思ったけど、一番イヤなのはネクタイをしなくちゃいけない雰囲気ができあがっていることかもしれない。そしてその雰囲気に従っている自分も嫌だ。池井戸潤の小説の登場人物なら簡単に打ち破っていることも現実世界じゃ厳しい今日このごろですよ。クールビズ期間が終了すると一気にネクタイをしはじめることに嫌気が指すし、どこどこのおえらいさんが挨拶にくるからネクタイとジャケット着用必須とかお達しがでるのもほとほと嫌になる。ただ、飛び込みの営業が来て、その営業がラフな格好してると、「随分とお気楽な会社だな」と相手を信用しないので、俺も相当に毒されている。

今週一週間は三連休で平日も少ししかないし、ひとりでノーネクタイ週間にでもしようかな。我社のルールにネクタイ着用はどこにも書いていないことは確認した。