太ったクイーンのラクガキメモ

日記漫画、ラクガキ、雑記を書きます。

11/22/63を読んだ

スティーブン・キング『11/22/63』を読んだ。

このミステリーがすごい1位とかなんたらかんたら海外部門1位とかとってるようなシリーズだというので期待して読んだらとんだ肩透かしだった。文庫本で3冊だったんだけど、これ3冊もいる!?と言いたい。もう、海外小説にありがちだけど、ダラダラダラダラダラと無駄に思える描写が続いて話が全く先に進まない。小説界のブリーチかよと突っ込みたくなったくらいだ。

 

最後が結構ばしっとしまって面白かったことが悔しい。この話自体は好きになってしまった。下巻のラスト1/3くらいは本当に面白く読んだ。むしろ、このラスト1/3のために上・中巻のクソ退屈なパートを読んだと言ってもいいかもしれない。

 

話としては、J・F・ケネディの暗殺を防ぐために主人公が過去に行くというストーリーだ。ライムトラベルものが好きな俺としてはそれだけでもワクワクしてしまった。が、冒頭でも書いたようにダラダラしすぎていて上巻、中巻を読んでいるときは苦痛でしかなかった。で?結局どうなんだよ、早く話を進めろよとしか思えなかった。そもそもスティーブン・キングの小説自体に合わないのかもしれない。

 

ドラマで映像化されているらしいので借りてみたいと思う。