ミニストップがエロ本の販売を中止したらしい。きっかけは千葉市からのエロ本陳列に関して要望があったこととのこと。気になって簡単に調べてみたらなんやかんやあった上での販売中止だったらしい。元々は誰の目にも触れる状態で陳列されていることに対してカバーをかける対策ができないか?を検討していて、でも、その対策はコストがかかるため現実的ではないから断念した。その後、ミニストップ側が自社内で検討をした結果、販売中止の結論となったようだ。
ミニストップ全2200店で成人雑誌の販売中止へhttp://www.huffingtonpost.jp/2017/11/20/mini-stop_a_23283669/
俺自身はコンビニでエロ本買うことがそもそもないので、どっちでもいいなと思いつつ、何点か疑問に思ったことがある。
1点目、なんでコンビニにエロ本置いてあることが問題になったのか?
2点目、そもそもコンビニにエロ本が置いてあるのってなんでなの?
まず、なんで駄目なのか?という点にしては、「幼稚園児や小学生の子供の目に触れることが嫌だから」と思う保護者からの訴えや女性からの目に入るのが嫌という主張があったかららしい。確かに、コンビニで幼い子どもがエロ本の棚をじっと見てたら嫌だな。子供なんて放っておいてもエロ知識をどこからともなく仕入れてくるし、18禁の雑誌もどこからともなく入手してくるし、ネットにもその手のものは溢れている昨今だから、コンビニの雑誌陳列を規制したことによる効果には疑問符がつくけれども、見るのが嫌だという人がいるならその人達への配慮が必要かなと思う今日このごろだ。俺自身はエロ本を見ても嫌悪感は感じないけど、殺人死体みたいなグロテスクな写真が掲載された雑誌が陳列されてたら流石に勘弁してくれと思う。
ここまで考えて次に疑問に思ったのが、なんでコンビニにエロ本が置いてあるんだろう?ということ。検索したらそのことを書いてるブログを見つけた。
なんでコンビニにエロ本があるの?
http://keikobax.hatenablog.com/entry/2015/04/17/234939
コンビニの成人向け雑誌、販売数は1日1冊? 売上減少、熟女系が人気の理由
問屋から送られてくるとか、一定以上の売上が見込めるからとかあるようだけど、そこまで強い理由で置いてあるわけでもないようだ。次の記事を読むと、エロ本の売上は段々と下げっているみたいだし、販売取りやめても大打撃はなさそうだ。その雑誌に連載している漫画家にとっては大打撃だろうけど。
コンビニのエロ本販売中止自体は俺の生活に直接影響を与えることはないだろう。でも、これが極端になって、漫画は青少年に悪影響を与えるからといことで漫画の販売中止になったりなんてしたら本当に最悪だ。コンビニは漫画の売上の結構な部分を占めているはずなので、それがなくなったら漫画界への大打撃となることは間違いない。そのせいで俺の好きな漫画の雑誌が廃刊になったら目も当てられない。それだけは勘弁してください。禁酒法みたいにならないことを祈るばかり。
コンビニ業界はセブン・ファミマ・ローソンの3大巨頭が市場売上の殆どを占めていて、この構図はそんじゅそこらのことをしただけでは覆そうにない。ミニストップはそんな構図に風穴を開けたくて、今回の販売中止に踏み切ったのではないだろうか。ミニストップは青少年にやさしいコンビニということでPTAの人達を味方につければ独自色が出せるだろうなーんてことを考えた決断というのは邪推しすぎだろうか。