太ったクイーンのラクガキメモ

日記漫画、ラクガキ、雑記を書きます。

朱川湊人『冥の水底』を読んだ。

 

冥の水底

冥の水底

 

 

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朱川湊人の『冥の水底』を読んだ。

この人の本は相変わらずおもしろい。オオカミ男みたいに変身できる一族が実在したら?を真面目に物語に落とし込んでいる。彼らはマガチと呼ばれ、東北の山奥で暮らしていた。昭和時代にマガチの少年が東京に出て暮らしていくパートと、現代の医者がマガチの一族とふとしたことで関わっていく現代パートに分かれている。

 

マガチの主人公の少年時代パートが特に面白かった。マガチの少年パートは少年が密かに想いを寄せる女の子に向けた手紙の体をとっているんだけど、10代の少年が苦労して東京で暮らす姿に涙してしまう。

 

この本を買ったのは確か半年以上前だったはず。やっと読むことができた。買った本はできるだけ早く読むようにしたい。次はヒュー・ハウイーの『シフト』を読もうかな……。三部作で一番目の作品読み終わってからこっちも大分経ってしまった。結末が気になるのでさっさと読もう。もうほとんど忘れてるけど。

お風呂にお湯をためていたと思ったら水だった

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冬にガッカリする出来事といえば、お風呂にお湯をためていたと思ったら実は水をためていたとき以上の出来事はない。え?そんなことないって?

 

都市ガスの給湯器のスイッチを押してからお湯を出す。温度が適温か確かめてから、お湯がたまるのを待つ。給湯器のスイッチがお風呂場の入り口のすぐそばにあるのだけど、どうやらそのスイッチを無意識に消してしまうことがあるようだ。

 

普段シャワーでお風呂を済ませてしまう。お風呂場に入るときに給湯器のスイッチを入れて、出るときに切る。この習慣が身についてしまい、お湯をためている最中にもかかわらずシャワーを浴びたときと変わらずお風呂場から出てスイッチを切るというアホなことをしてしまったようだ。さっきから”ようだ”が続いているのは給湯器のスイッチを切ったことを全く覚えていないから。

 

浴槽に水が溜まっていたときはショックで「ガス設備が壊れた!」と思ったけれど、そんなはずがない。機器が壊れていないのであれば、考えられる原因はひとつしかない。俺が切ったことが原因だ。

よし、今日こそはお湯をしっかりためるぞ!と気合を入れてお湯を出して、浴槽を出た。無意識に給湯スイッチに手が伸びていたことにびっくりした。本当に無意識で消してるじゃん……えぇ……。

 

 

今週は遅起き生活

 

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先週は早起き頑張っていた。が、今週はもうだめだ。全く早起きできない。目覚ましだけは朝の5時半に設定してるけども、5時半に目覚ましを止めてから二度寝する。今週はそればっかり。「もう少し寝させてくださいお願いします」と心の良心に懇願して、二度寝する。気がつけば7時になっていたりするのでびっくりする。

すぐに実行するのはいいけど、継続しないと意味が無いとつくづく思う。よし、明日の朝こそ頑張るぞ。明日早起きできたらこの前読んだ小説の感想を書きたいと思う。頑張れ明日の俺!(結局寝坊しましたと報告する壮大なフリに思えて仕方ない)

約束のネバーランドを読んだ

 

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約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 『約束のネバーランド』を読んだ。

めちゃくちゃおもしろかった。まだ2巻までしか出てないけど、続きが気になる漫画だ。

主人公のエマはある孤児院で暮らしている。そこには子どもたちの母親代わりのやさしい保護者ママがいる。その孤児院でクラス子どもたちは12歳になるとその孤児院を出ていくことになる。

里親が見つかったために孤児院を出ていく子供がいた。その子は大好きなうさぎのぬいぐるみを置いていってしまった。エマはそのぬいぐるみを届けるために、ママから近づいてはいけないと言われていた門まで届けに行った。

エマが見たのは、死んだ子供だった。なぜ?死んでいる?驚いていると、異形の姿を持つ怪物が現れた。急いで物陰に隠れるエマ。

大事な食料だからと言いながらその怪物は瓶のようなものに死んだ子供を入れた。エマは自分たちが怪物の餌となるために孤児院で生かされていたことを知る。外の世界はどうなっているのか?ママはそのことを知っているのか?疑問は尽きないが、孤児院を脱出することをエマは決意する。

 

……はい、クソ面白かったです。ネットで評判がいいと書いてあったので読んでみました。ええ、ミーハーですよ。絵柄も面白くて好き。個人的には伊藤悠に似てると思った。2巻まで一気読みしてしまったので、早く3巻が読みたい。今はサスペンスよりでドキドキしながら読んでるけど、間違ってもバトル展開にはならないで欲しい。バクマンのシュージンが実在したら描きそうな漫画だ。

あ?俺疲れてるかも?と思う瞬間

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あ、俺疲れてるかも?と思う瞬間。

出勤して、鞄を置いて、コートを脱いで、パソコンを立ち上げようとして、あれ?何かおかしいないつもと違う気がするな?と思って、ベルトをし忘れたことに気がつく瞬間だ。

 

ベルトがなくても、ズボンがずり下がることがないので、朝バタバタしているときとかついついやってしまう。それでも、余裕があるときはベルトを忘れていたことに気がつくのだけど、そのまま気が付かずに出勤してしまうことがあるので困ってしまう。

 

今の時期は上着を着ればある程度ごまかせるものの、ベルトをしないでいるなんて4月になって学生服を着始めた中学生みたいで恥ずかしい。ベルトなんてネクタイと同じで外見をそれっぽく見せるぐらいの効果しかないとは思うけど、ないと何か変じゃない?と思ってしまうから不思議だ。ベルトには最低限ズボンがずり下がるのを防ぐという役目もあるからネクタイと一緒にしたらかわいそうか。ネクタイなんてこの世から滅べばいいのに。ネクタイを考え出して推し進めた奴とか滅びればいいのに。小池都知事には年間ノーネクタイみたいな政策を推し進めて欲しい。橋本元大阪市長の基本ノーネクタイの格好素晴らしい。一部の企業でも金曜日はカジュアルな格好をする動きも見られるけど、是非ずっとやってほしい。

というかそこまでネクタイを毛嫌いするならネクタイする必要のない業界に入ればいいとか無粋な突っ込みをしたくなる人もいるかもしれないが、そんな声は聞こえない。それができれば誰も苦労はしない。というか、私服で出勤というのはそれはそれで困る。服持ってないので、スーツが楽。楽でそれっぽい服装が一番好き。

 

 

 

 

ステンレスのボールを小鍋代わりにした

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ステンレスのボールが便利だった。

ここ数日、小さい鍋を探していた。一人分の少量の味噌汁を温め直したり、コーヒーにいれるために牛乳を少し温めたりするのが目的だった。

 

いざ、お店に行って探してみると、いい感じの小さい鍋はあるにはあった。あったけど、どれもこれも高すぎた。どうせ鍋なんて1000円もしないだろうと思っていたらそんなことはまったくなかった。おお、これ600円で安い!と思って値段をよくみたら6000円で全然安くなかった。軽くていいなーと思ったら10000円を超えてたり、5000円もする上に重い鍋だったりまったく話にならかった。

 

「ふう、諦めるしかないか」と思って、別な棚を見てみたらステンレスのボールがあるのを発見した。

「あれ? これを直接火にかければいいんじゃないか?」

すぐにスマホで調べた。ポチポチ(ステンレスボール 直火)

 

グーグル先生によれば、ちょっと焦げたり、ボールが熱くなったりと気をつけることはあるものの、直火にかけてもほとんど問題ないとのことだった。値段も1000円と1万円の鍋に比べれば断然安いのでそれを買うことにした。

(もっと違うお店に行けば、やすいのがあったんだろうけど、面倒臭くて諦めた)

 

帰って早速お湯を沸かしてうどんを作ってみた。しっかりとつくることができた。結構便利。もちろん、鍋のほうが使いやすいのは言うまでもない。

 

 

 

 

伊坂幸太郎『ジャイロスコープ』を読んだ。

 

ジャイロスコープ (新潮文庫)

ジャイロスコープ (新潮文庫)

 

伊坂幸太郎ジャイロスコープ』を読んだ。

久しぶりに伊坂幸太郎を読んだ気がする。テイストの違う話を集めた短編集だ。古いのから新しいのまであるので、伊坂幸太郎らしいエンターテイメントよりの作品もあれば、純文学よりの作品もあって面白かった。純文学系の作品はラストのオチがよくわからなかったけど、よくわからなかった話のほうが頭に残るので不思議だ。

 

以下、頭に残った話。

 

・「浜田青年ホントスカ」

 ある町に流れ着いた浜田青年とその町で相談屋を営む男の話。よくわからなかった。

・「彗星さんたち」

 新幹線の清掃員の人たちの話。その清掃員たちが新幹線車両で色々な人物たちと出会う。2両目の車両には子供の姉妹がいた。更に少し後ろの車両には大人の姉妹がいた。さらに後ろの車両にはおばあちゃんがいる。それが、まるで先頭車両から後ろの車両に行くについれてどんどん歳をとっていく先輩清掃員のようだと清掃員たちがおしゃべりする話。藤子不二雄の短編集に出てきそうな少し不思議な話でこの短編集の中で一番気に入った。